ガーミンのボディバッテリーが回復しない原因と改善策〜疲れが取れない本当の理由とは?〜

こんにちは、睡眠コーチの角谷リョウです。
私はデバイスを使った睡眠やパフォーマンス改善を
日々多くの人に行っていて様々なデバイスを活用しています。
ただその中でもGarminのボディバッテリーという機能が
パフォーマンス改善に最も活用しやすいのでこの数値を目安にしています。
ガーミンユーザーの方達は、このような悩みを持っています。
- 7時間以上寝ているのにボディバッテリーがあまり改善しない
- ボディバッテリー数値が低いので心配になる
- ガーミン推奨のワークをしても改善しない
- 午前中からどんどんバッテリーが減って心配になる
- 夕方には「エネルギーレベルが低い」領域に入ってしまう
これらの悩みは、ボディバッテリーを使っているとよく起こる問題で、
決してあなたの生活が悪いとか、努力不足ではないのです。
このブログを読めば、
あなたのボディバッテリーに対する不安や不信感もかなり減ることになると思います。
ボディバッテリーとは?Garminが示す回復指標の正体
ボディバッテリーの定義と役割
ボディバッテリーは、私たち活動のエネルギー残量、
スマホのバッテリー残量とほぼ同じ感じだとイメージしてください。
自分の現時点でのエネルギー残量を知ることで、
休息のタイミングや内容、
仕事への負荷のかけ方など1日の使い方を最適化する目安になります。
何を指標にボディバッテリーは数値化しているのか?
- 主に心拍変動(HRV)
- ストレス
- 睡眠
- 活動量
これらにアルゴリズムをかけて算出しています
(当然ながらアルゴリズムは非公開)
ただし、明確なのは主に心拍変動による
自律神経の状態をメインの指標に考えているようです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 年齢でボディバッテリーは回復しにくくなりますか?
結論から言うと「二極化します」。
加齢によってフィジカル的な回復力は確かに低下しますが、
一方でストレス耐性が高まったり、自分に合った回復方法を身につけている方も多く、
そのような方は年齢を重ねてもしっかり回復できています。
ただし注意が必要なのは、ストレスによるダメージに慣れてしまい、
自覚が鈍くなっているケースです。
この場合は無自覚のまま負荷が蓄積し、かえって回復しにくくなる傾向があります。
Q2. ボディバッテリーは何点あれば良いですか?
ボディバッテリーは公的な基準ではなく、Garmin独自の指標です。
そのため絶対的な正解はありませんが、ひとつの目安として
「朝に76以上(高エネルギー)」をクリアし、
日中でも「25以下(非常に低い)」に落ちすぎない状態を保つことが推奨されています。
この範囲を安定して維持できるようになると、
日中のパフォーマンスや回復力の実感も大きく変わってきます。
睡眠スコアとボディバッテリーの違い
多くの人が睡眠スコアとボディバッテリーが
強く関係しているのではないか?と勘違いしています。
そもそも、睡眠スコアは何をもとに数値化しているかというと、
PSG(ポリソムノグラフィー)検査という
睡眠界のゴールドスタンダードを基準にしています。
睡眠の良し悪しは
- 「入眠までの時間」
- 「睡眠の深さ」
- 「各睡眠のバランス」
- 「中途覚醒の数&長さ」
- 「睡眠時間」
など複数の要素で決まります。
それに比べてボディバッテリーは、
「ストレスの大きさ」と「ストレスを受けている時間」による
要素が大半を占めるのです。
ですから、睡眠時間が長くても睡眠中にストレスがかかっていれば
ボディバッテリーが回復しません。
また、同じく入眠もよく中途覚醒が無く睡眠スコアが良くても、
睡眠中が高ストレスならボディバッテリーが回復しない、
という現象が起こってしまうのです。
ボディバッテリーが回復しないと起こる影響
ボディバッテリーが回復しないと仕事の集中力・判断力が低下する
まず、ボディバッテリーが回復しないことの最大の影響は「
仕事のパフォーマンスが下がる」ことです。
具体的にいうと、
集中力が下がって仕事のミスや事故が起こりやすくなることです。
人間は交感神経がずっと優位だと、
神経疲労を起こして注意力や判断力が劇的に低下します。
ボディバッテリーは
交感神経への負荷のかかり具合を連続的に計測しているので、
スコアは神経疲労の目安に当然になります。
自律神経の疲労が続くと、
やる気が出なくなったり、イライラしやすくなります。
そして、疲労は溜まっていくと前頭前野の機能が低下して
スマホやゲームがやめられなくなって、
最悪の場合「依存症」レベルまでになってしまいます。
特に私のようなADHD傾向がある人は
元々前頭前野の機能が低いので、
ボディバッテリーのスコアの回復には気を付ける必要があります!
ボディバッテリーが回復しない状態が続くと疲労が慢性化する
ボディバッテリーが回復しない状態が続いているのに
回復させずに通常の生活をすることは
基本的に「オーバーワーク」状態と言えます。
そのようなオーバーワーク状態が続くと「慢性疲労」になります。
慢性疲労というのは、
一般的に思われているよりとても深刻な問題で、
その状態から回復するには数ヶ月かかると言われています。
また、数ヶ月かかっても
元の状態まで戻らないケースもあると報告されています。
ですから、ボディバッテリーが回復しない状態を放置しておかずに
対策することが大切なのです。
ボディバッテリー数値が低いことがストレスになる
これは真面目な人や神経質な人にありがちなパターンですが、
ボディバッテリー数値が低いことがストレスになって「ストレスが倍増する」ケースです。
ボディバッテリーだけでなく
睡眠スコアでも同様のことがよく起こります。
数値が低いことで
「仕事をしていいのか?」
「自分には仕事体力がないのでは?」
と疑心暗鬼になってしまいます。
また、数値が低いことを気にし続けていると
自己肯定感が下がりやすくなりメンタルダウンを起こしやすくなります。
睡眠の研究ですが、睡眠スコアを気にし過ぎる傾向のある人は
スコアを見ることでさらにすい人が悪化してしまう報告もあります。
ボディバッテリーが回復しない主な原因
睡眠が足りているのにスコアが回復しないケース
睡眠時間を十分に取っているのに
思ったよりボディバッテリーが回復しないことはよくあります。
例えば、睡眠スコアが90以上という睡眠的には
非常に優秀な数値を出しているにも関わらず
ボディバッテリーは朝に70にも満たしていない、
といったケースです。
この場合の回復しない多くの要因は
「寝ている時のストレス値が高い」ことです。
睡眠スコアには夜間高ストレスという要素はあまり反映されないので、
ほとんどの場合がこの要因かと思われます。
加齢による回復力の低下
睡眠時間を十分取っても回復しない場合は、
加齢による睡眠の質低下の可能性も考えられます。
老化すると深いノンレム睡眠が減って、
中途覚醒が自然に増えるのですが、この問題を解決しようと睡眠時間を増やすと
さらに「深いノンレム睡眠」が減り、「中途覚醒」が増えるという
悲しい悪循環が始まります。
また、加齢にプラスして運動不足と過食は
さらなるボディバッテリーの回復を低下させることも分かっています。
日中の連続的なエネルギー放出
夜間に高ストレスで回復しない人の次に多いのが、
日中にエネルギーを大量にかつ連続的に放出してしまうタイプです。
このようなタイプの人は、午前中だけでボディバッテリーが満タン近くから
50以下まで下がってしまうという燃費の悪さです。
このタイプは、緊張しなくても良いシーンや仕事でも
常に緊張(交感神経優位)して仕事している方がほとんどです。
そして、さらに不幸なことに仕事以外の行為や休憩中でも
緊張状態が解けていないという事実です。
気分的にはリラックスしていても
実際には心拍変動が上がっていないのでボディバッテリーは回復しません。
ですが、むしろ自分の感覚では知り得ない客観的なストレスが
読み取れるところがボディバッテリーの最大の利点とも言えるでしょう。
就寝&睡眠前の行動の不備
夜間に高ストレスが続くタイプや日中にストレスがずっと続くタイプ
に続いて多いのが、仕事後に回復できないタイプです。
以前のボディバッテリーは
「本睡眠」のみが回復のチャンスだったのですが、
アルゴリズムが改訂され「本睡眠」と「日中の回復」のハイブリッドになりました。
特に仕事後のリラックスタイムは
「回復」しやすい時間帯なのでメイン睡眠時間の次ぐ回復ゾーンなのです。
この時間帯にリラックスして
少しでもボディバッテリーを回復することが重要です。
この回復がさらにメイン睡眠での回復を促進させてくれます!
要は回復するためには
回復するエネルギーが少しは必要である、といったイメージです。
目安はガーミンの判定では
「エネルギーが非常に低い25以下」ですが、
私は現場では寝る前に「残エネルギーを20以上」にしてもらうことを指標にしています。
ボディバッテリーの異常グラフの原因は人それぞれ
ボディバッテリーがあまりよくない人の原因は人それぞれなのですが、
タイプに分けるとほぼ3タイプに集約されます。
ただ、人によっては2つのタイプが合わさっていたり、
中には3つのタイプ全て当てはまる人もいたりします。
ボディバッテリーを回復させる基本的な改善ポイント
一般的に推奨されるボディバッテリーの回復法
ボディバッテリーが減り続けてしまう人やほとんど回復しない人は、
まずガーミンが推奨するボディバッテリーが回復しやすいことから始めるのが王道です。
なぜなら、ボディバッテリーのアルゴリズムは元々
Firstbeat社(消費者向けノウハウ部分をGarminが2020年に買収)という
世界最先端で事例データを数多く持つ会社のノウハウを活用しているしているので、
何をすれば回復するのか分かっているからです。
ですから以下の7つはガーミン自体が推奨していることなので、
まずはやってみる価値が高いと言えます。
- 質の高い睡眠を取る
- パワーナップ
- 呼吸法
- 寝る前のアルコールの調整
- 寝る前に呼吸法やストレッチなどでリラックスする
- 入浴
- 適度な運動
これら7つをやってみても思ったよりボディバッテリーが回復しない人は
このブログが役に立つ可能性が高いです。
回復習慣をしてもボディバッテリーが回復しない人も多数いる
このブログを読んでいるということは、
あなたはいろいろやってみたけど思うように
ボディバッテリーが回復していない可能性が高いわけです。
でも安心してください!
そのような方は多くはないにしても一定数います。
そもそも、ボディバッテリーを見ていない人もたくさんいますし、
見てもよく分からずに放置している人も多くいます。
ボディバッテリーの数値に気をかけて、
改善しようと考えている時点で、
あなたはかなりのハイパフォーマー思考だと言えます。
それでも回復しない人へ〜ボディバッテリーは3タイプに分かれる
自分のボディバッテリーのタイプを知ることが解決への近道
ここまで長々と書いてきましたが、
Garminが推奨する回復行為をしてもボディバッテリーが回復しない人は
かなりの割合で存在します。
でも、それは本人の努力不足や日常の過ごし方が悪い、
といった要因ではないことがお分かりいただけたと思います。
一番の問題は自分のボディバッテリーのタイプを知らないことなのです。
自分のタイプさえ分かれば、
そのタイプに合った対処法をすることでボディバッテリーの問題は
かなりの確率で解決します。
そして、まずあなたがすべきことは
「自分のボディバッテリーのタイプを知ること」が
最初のステップになるわけなのです!
回復しないボディバッテリーのタイプは3タイプ
ボディバッテリーのタイプは大きく3タイプです。
タイプ1:夜間の睡眠中にストレス値が下がらない「夜間高ストレス型」
タイプ2:日中にバッテリー低下が止まらない「日中ダダ漏れ型」
タイプ3:寝る前に回復する力が残っていない「寝る前ガス欠型」
あなたはどのボディバッテリーなのか?
もしあなたがボディバッテリーに不安や不満を抱えているなら、
まずは自分がどのタイプか知っておいて損はありません。
あなたは自分がどのボディバッテリーのタイプだと思いますか?
無料で出来る|あなたのボディバッテリーが回復しない原因が分かる3タイプ診断
無料でできる3タイプ診断では、
あなたのボディバッテリーが回復しない原因を
- 「夜間高ストレス型」
- 「日中ダダ漏れ型」
- 「寝る前ガス欠型」
のいずれかに分類します。
なんとなく不安や違和感を感じている方ほど、
まずは現状を正しく知ることが回復の第一歩です。

▶︎自分の「疲労3タイプ」を
知りたい方は今すぐチェックしてみてください。
ボディバッテリーが回復すると仕事の質が変わる
ボディバッテリーが満タンになり、
バッテリーが回復しやすくなると仕事だけでなく人生そのものが変わってきます。
特に仕事に関しては、朝イチや午前中の仕事の入りが格段に上がります。
さらにランチタイムで回復が十分できるようになると、
周りのパフォーマンスが低下している中で
自分だけが午後イチから高い集中力をできます。
そして、その集中力も落ちにくく
仕事終了まで継続できるようになっていきます。
仕事中に回復できるスキルが身につけば、
ハードワーク後でもプライベートを充実させるイベントや家事・育児も堪能できます。
私はガーミンのボディバッテリーをうまく活用することが
あなたのパフォーマンスを上げるだけでなく、人生の質そのものを上げてくれると思うので、
ぜひこの機会に自分のボディバッテリータイプを知っていただけたら、
と心から願っています。
▶︎ガーミンのボディバッテリーが回復しない原因
実は、3タイプに分かれます。
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