温泉も栄養でも疲労が取れない理由

──疲労回復のボトルネックは“古いたんぱく質”だった
「温泉に入ったのに、全然スッキリしない」
「たっぷり寝ても、朝からダルい」
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、“あなたのせい”ではありません。
疲労が回復しない本当の理由は、あなたの体の中で「古いたんぱく質」が邪魔をしているからです。
【STEP①】疲労は「出してから、休む」が正解だった
疲労回復に必要なのは、たった3つのステップ。
- 疲労を出す
- しっかり休む
- エネルギーを充電する
でも、この順番がめちゃくちゃになっている人が多い。
例えば「とりあえず寝る」「とりあえず栄養摂る」だけでは、“出す”プロセスが抜け落ちているのです。
【STEP②】回復できない最大の原因、それは“古いたんぱく質”
疲労の根っこにあるのは、体内に古くて壊れたたんぱく質が溜まっていること。
この状態では、
- いくら栄養を摂っても
- いくら長時間寝ても
新しい細胞が作られない=回復が進まないのです。
【STEP③】“体の掃除”ができるのは、オートファジーだけ
2016年、東京工業大学の大隅良典博士がノーベル生理学・医学賞を受賞した研究をご存知ですか?
それが「オートファジー(自食作用)」。
古くなった細胞やたんぱく質を自分で分解・再利用して、体をリセットする仕組みです。
【STEP④】温泉やサウナが効く理由=HSP
温泉が“気持ちいいだけ”で終わらない人もいます。
それは「ヒートショックプロテイン(HSP)」が関係しています。
熱刺激によって細胞を修復する働きが活性化。
これが、温熱療法が疲労回復に効く本当のメカニズムなのです。
【結論】疲労回復のスタートは、「出す」ことから
疲労回復のカギは「まず出す」こと。
そこから「休む」「充電する」とつなげていけば、体は自然と再生していきます。
逆にこの順番を無視すると、どれだけ栄養を摂っても、**疲労は“居座り続ける”**のです。
🌱もっと詳しく知りたい方へ
今後、
- 疲労を“出す”ための具体的な方法
- オートファジーやHSPを高める実践テク
- 食事・睡眠・温熱のベストな組み合わせ
についても投稿していきます。