Forbes Japan特集:睡眠改善への取り組みが紹介されました

Forbes Japanに掲載されました
この度、私の睡眠改善への取り組みが、Forbes Japan(2024年9月号)で2回にわたる連載記事として特集されました。
掲載記事:
第一弾:「働き方改革」が進むのに、睡眠時間が減っている 快眠保証のホテルで起きた意外な出来事
第二弾:「質のよい睡眠」をとるための、知識よりも大切な5つの体験
なぜ今、睡眠の専門家が必要とされているのか
「働き方改革」が進む一方で、日本の勤労世代の睡眠時間は年々減少しています。厚生労働省の調査によれば、睡眠で十分に休養が取れていない勤労世代は2009年の39.51%から2019年には46.07%へと増加。この深刻な社会課題に対し、私は科学的アプローチと実践的プログラムで改善に取り組んでいます。
スーパーホテルでの睡眠改善プログラム
Forbes記事では、国内外に172店舗を構える大手ビジネスホテルチェーン「スーパーホテル」での取り組みが紹介されました。
明らかになった課題
「ぐっすり眠れなかったら全額返金」を謳う睡眠特化型ホテルの支配人たちに、WHOの「アテネ不眠尺度テスト」を実施したところ、
半数近くが「不眠症の疑いあり」と判定される事態が発覚しました。
4週間で達成した改善成果
私が開発した4週間の睡眠改善プログラムを実施した結果、睡眠に課題を抱えていた支配人たちの睡眠状態がほぼ100%という高得点で改善されました。
私が実践する「体験による睡眠衛生」アプローチ
私が重視するのは、単なる知識の提供ではなく「体験」を通じた行動変容です。Forbes記事では、以下の5つのプログラムが詳しく紹介されています。
1. 業界特性に合わせたカスタマイズ
宿泊業など予測不可能な呼び出しが多い業界には「分割睡眠」を提案。一律の早寝早起きではなく、業務実態に即した回復方法を個別設計します。
2. ピアラーニングによる相互学習
成功事例を共有し、体験を言語化することで学習定着率を高めます。マサチューセッツ工科大学の研究では、「学習内容を教え合う」ことの定着率は90%とされています。
3. 睡眠衛生への意識改革
提供する睡眠環境を自ら体験し、「湿度」「遮光」「静寂」などが寝つきに与える効果を実感することで行動変容を促します。
4. マインドセット
「自分のため」ではなく「お客様やスタッフのため」という目的意識への転換が、持続的な改善を実現します。
5. 安全安心の場の確保
失敗も含めて本音で共有できる環境が、実効的な変化を生み出します。
科学的根拠に基づく睡眠改善
私は「入眠剤や睡眠薬を使わなくても、認知行動療法で脳の眠りの物質は引き出せる」という考えのもと、プログラムを設計しています。日本の睡眠に関する基礎研究は世界トップレベルであり、その知見を実践的プログラムに落とし込んでいます。
著書のご紹介
快眠コーチとして、『超熟睡トレーニング』『睡眠戦略』をはじめ、8冊の著書を執筆しています。
企業・団体向け睡眠改善プログラムのご案内
Forbes Japanで紹介された睡眠改善プログラムは、企業や団体の皆様にもご提供しています。
このような課題をお持ちの方へ:
- 従業員の睡眠不足が生産性に影響している
- 業界特性に合わせた睡眠改善策を知りたい
- 健康経営の一環として睡眠プログラムを導入したい
- 研修・講演の依頼を検討している
知識提供にとどまらず、体験と行動変容を重視した実践的アプローチで、確かな成果を実現します。まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
スーパーホテルでの睡眠改善プログラムや、Forbes JAPAN掲載記事の内容に関するご質問、企業研修・講演のご依頼は、Lifree株式会社までお問い合わせください。ホテル業界での実績を活かし、貴社の睡眠環境改善をサポートいたします。
