「休養学」を読んで(前編:休養とは)

快眠コーチの角谷リョウです

最近毎日朝に本が読めるようになって良いリズムができてきました!

今朝読んだ本「休養学」は表紙の見た目は可愛いのですが中身はハードボイルドで非常に参考になりました

MCメディア出版

休養とは?

この本では休養の定義を(日本リカバリー協会より)

「休むことと養うこと」

「明日に向かっての英気を養い、身体的。精神的、社会的な健康能力を高めること」

なるほどただの休養ぐらいのイメージでなく、左の図のように「活力」を生み出すことや活動能力の増進などパワーアップ的なのか!とまず考えを改めさせられました!

休養ってすごいな・・

日本の休養の現状

まずは日本の働く人の半分近くが「日中に眠気を感じ」(令和元年:国民健康調査(厚生労働省)より)疲労に関しては多くの人が疲労を感じているようです、

そして図のように十分回復することができていないので、多くの人が仕事のパフォーマンスが下がり続けている状況にあります。

日本で十分な休養が取れない理由としてこの本では

・現代は「忙しい」「やることが山積み」が基本であり、休養を取る時間がない

・休養できるタイミングでもSNSやゲームをしがちで休養できていない

働き方改革で仕事時間は減っているのに「睡眠」や「疲労」は悪化しているので、プライベートの時間の使い方がカギになってきそうです。

休養学の休養モデルとは?

休養学では「休養の7モデル」を提唱していて、これらを組み合わせることや効果的なモデルを選ぶことで最も効果的な休養を取ることができると考えています

詳しくはぜひ本を購入して読んでください涙

疲労とは?

疲労とは病気になる前の3大(痛み・発熱・疲労)アラートの1つだそうです(知らんかった)

痛みと発熱はアラートというより何かの病気な気もしますが・・

実は「痛み」と「発熱」については原因や機序がかなり解明されているそうなのですが「疲労」に関しては複雑なのと研究が遅れていることでまだまだ分からないことが多いそうです。

また「痛み」や「発熱」はそのままの事象ですが「疲労」に関しては脳が感じないようにすることもあるのでさらに複雑化します

これがつい「休養」を先送りしてしまう最大の理由でしょうね。痛みや発熱はさすがにほとんどの人が対象しますが「疲労」はマヒさせる人が大半です(っていうか僕もです涙)

対処できるうちに対処しよう

当たり前すぎるのですが・・・疲労やストレスはある時点から自分で対策が困難になります。

未病1レベルの時に「気づき」「対処」できるようにしていきましょう

今日はここまで明日は

この本の「疲労と評価方法」「食と栄養と休養」で後半締めたいと思います