ガーミンのボディバッテリー:どうやってスコア化しているのか?

ガーミンのボディバッテリーとは?

スマートウォッチはいろんなメーカーから出ていてまさに群雄割拠の状態です。ただ実情はどのメーカーも値段なりのセンサーと機能がついてくるので大差がないというのが実情です。

ただそんな中「ガーミン」というアスリートに人気で少し高価なメーカーだけはかなり他メーカーとは違う機能が加えられています。

それが「ボディバッテリー測定」という機能で、自分の体と心の状態をバッテリーに見立てて数値化するという機能です。

数値は「5」から「100」の間で100がエネルギー満タンのイメージです。以下の感じで自分の心と体の状態が分かる様になっています。

人間を電池に例えてエネルギーの残量を見える化するという非常に面白く役立ちそうな機能です。

ボディバッテリーはどのようにスコア化されるのか?

ただ気になるのはこのボディバッテリーがどうやってスコア化されるのか?です。

ガーミンのホームページでは

元になる理論は心拍変動などから疲労を算出する「FIRSTBEAT」社さんの20年間のノウハウGAイカされているそうです。(このあたりの話はまた別のブログで書くことにします)

ただここで注意しておきたいのは・・

・基本的にこのノウハウはアスリートを対象にした知見やデータが元になっている

・心拍数の元々の高さ、低さでかなり個人差が出る

・仕事上での疲労感とかなりかなり乖離を感じる人が多い(僕らのクライアントで感じることです)

などなどビジネスシーンでそのまま活用できるか?といえば少し調整が必要になってくると思われます。

ただ最近は心拍変動(HRV)でかなり自律神経の状態が分かる様になってきたので「ストレス」や「疲労」の測定の精度が上がってきていると言われています。

ボディバッテリーは実際に使えるのか?

実際に僕も含めて多くの人が自分のエネルギー状態の目安に使っています。

ちゃんと睡眠が取れた日は「100」まで回復しますし、お酒を飲みすぎると寝ても「60」行かなかったりします。

仕事もストレスの高い仕事が続くと早いペースでバッテリーが減りますし、休憩したり深呼吸するとバッテリーの減りが緩やかになったり、うまく休息すれば数値の回復も起こります。

ボディバッテリーについては実際に幾つかの会社で社員さんにつけてエネルギーマネジメントとして活用を始めています。

今後は

・どの業種や仕事ならハマるのか?

・個人による数値調整はどうすれば良いのか?

・どの機種がおすすめなのか?

などを発信していければと思っております。今日はこの辺で・・